吟醸酒肆 ネッスンドルマ@福岡

怒涛の出張月間も最終の地、福岡へ行ってまいりました。
仕事ののち打ち上げが終わり、いそいそと一人で向かったのが「吟醸酒肆(ぎんじょうしゅし)ネッスンドルマ」

変わった店名は、オペラの楽曲のタイトルだそう(今宵誰も寝てはならぬ、という意味だそうです)が、変わってるのは店名だけではありません。
まず電話で席を予約、店に着いたらドアには鍵がかかっているので、インターフォンを鳴らして開けてもらいます。
カウンターの中には和服を着た綺麗な女性が3人。BGMはやっぱりオペラが流れています。
塗りの盆、仕込み水とお通しが美しくセットされました。緊張。。。
 ばしゃばしゃと写真を撮るような雰囲気ではないので、写真はこれ1枚だけ。お酒の写真はお借りします。

まず1杯目、様子見で鍋島のサマームーンを頂きました。
うーん、さっぱりとしてるんだけど、何か物足りない感じです。
そこでお店の方とお話しして、好みをいろいろ伝えて個性的なお酒を、とリクエストをしたら出てきたのが「妙の華 きもと山田錦90%純米無濾過生原酒」

るみ子の酒」で有名な三重の森喜酒造場のお酒です。
なんと精米歩合90%です。濃厚な米の旨みがガツンとキます。物凄い剛速球です(笑)
このへんから良い感じになってきて、店主の方(芝ともこさん)と、隣のお客さんと談笑しつつ、杯も進みます。
最後に何かお勧めはありますか、と訊くと「キモトノドブは呑んだことありますか?」と、出てきたのが奈良の「生もののどぶ」
東日本大震災義捐金バージョンのラベルです(笑)

いや〜これは美味しかった!濃い旨みとスパッときれる感じ、僕の好みにぴったりでした。


いやはや、ちょっと、というかかなり変わったお店でしたが、面白かったです。
また福岡へ行った際は、次は誰か誘って行ってみよう。